ブログ| 大田区仲六郷で皮膚科をお探しの方は雑色皮フ科まで

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♪はじめまして♪

2014.06.19  【未分類

♪はじめまして♪

 

こんにちは~^^

今日は、お昼休みの時間帯にスタッフミーティングと勉強会がありました。そこでブログ部長!?に昇進??しましたナースのです(;^^;)なのでこれからはちょこちょことブログ更新していこうと思いますので、よろしくお願いします!

雑色皮膚科はスタッフが院長をはじめとして、とても明るく楽しいクリニックです宴会部長に接遇部長もいるみたいです^^

最近は暑くなってきて汗もや水虫、虫刺され、ミズイボなどなど患者様が毎日たくさんいらっしゃいます。お待たせすることも多々あるかと思いますが、患者様に元気になってもらえるように日々スタッフみんなで頑張っています。

これからは皮膚科に関係することや、そうでないことも色々とアップされると思いますのでお楽しみにしてください(^_-)-☆

 

 

虫刺され ~蚊~

2013.09.6  【病気について

 長かった梅雨もようやく明けて、きらきらした日差しが降り注ぐ夏がやって来ました。空を見上げると白く光る入道雲が風にゆっくりと流されて気持ちよさそうです。そういえば数日前から蝉も鳴いていますね。
 お子さん達が夏休みに入り、一緒に公園や庭など戸外で過ごす機会が増えたことと思います。うっすらと暗くなりかけた頃、痒みを覚えてふと見ると蚊に刺された跡。今回は久しぶりの夏の発行ですので、虫刺されの中でも特にこの時期、誰もが経験する「蚊による虫刺され」を取り上げたいと思います。

 日本には100種ほどの蚊がいるそうですが、公園や庭などではヒトスジシマカ、室内ではアカイエカが多いようです。動物の血を吸うのは卵を産む前のメスに限られていますが、蚊は刺したとき唾液を皮膚に注入し、血を吸います。赤く痒いといった皮膚の反応はこの唾液に対する反応です。
 この反応には刺されて1~2分で赤く痒くなり、2時間程度で消えるもの(すぐ出る反応)と、刺されて5~6時間後から徐々に見られ、1~2日後にピークとなるもの(遅く出る反応)があります。一般的に蚊に刺されたことが少ない乳幼児期には比較的強い遅く出る反応を示しますが、その後だんだんとすぐ出る反応が見られる人が多くなり、さらに年を重ねると何の反応も示さない人が増えてきます。反応の程度は体質や刺された頻度によっても異なります。このほか刺された部位が血豆となり皮膚に穴が開いて熱も出るといった極めて強い反応を示す重症蚊刺過敏症もあります。
 治療としては、症状が軽いものであれば市販の虫刺されの塗り薬で良いと思います。しかし、赤みや痒みが強い場合はステロイドの塗り薬が効果的です。さらに症状が強い場合には、抗ヒスタミン剤やステロイドの飲み薬が必要になるときもあります。
 一番大切なことは蚊に刺されないよう予防をすることです。皮膚を露出しないような服を着たり、スプレータイプの虫除けを使う、また室内では蚊取り線香やコンセントに差し込んで使用する蚊取り装置もあります。それらのものを上手に使ってみましょう。

盲ろう者福島智准教授の講演から

2013.09.6  【感想

 何も見えない、何も聞こえない・・・そうなってしまったら皆さんはどうされますか。
 先日、東京大学の福島智准教授の講演を聞く機会に恵まれたのですが、そのお話は私の心に大変深く響くものでした。この感動を少しでも皆さんにお伝えしたく、ここに記したいと思います。
 先生は現在44歳です。小さな頃は全く普通の健康な子供でしたが、9歳で何も見ることができなくなり、さらには17歳で音を聞くことさえもできなくなる全盲ろう者となってしまいました。いつまでも続く静かな夜の世界。そんな孤独と絶望の中で最も辛かったのは、まわりの人とふれあうことができなくなってしまったことだそうです。自分から声をかけることはできるが、相手の表情が見えない、返事が聞こえない。次第に会話をしようとする意欲も失っていきました。
 そんな先生が暗闇から抜け出せたのは、お母様の思いつかれた、点字を応用し指先を触れ合わせることによる「指点字」という会話方法と、この手段を使って実際に話しかけてくれた指点字通訳の方たちの支えがあったおかげだそうです。まわりの人とのふれあいに助けられ、先生は大きな生きるエネルギーを与えられました。
 また大学進学の際には「日本では盲ろう者が大学に進学した例はないが、前例がないなら君が前例になればいいじゃないか。応援するよ。上手くいかなければその時また考えればいいさ。」と高校時代の担任の先生に励まされ、助けられ、そして支えられながら東京都立大学に入学することができました。

 その後研究者としての道を歩み、2001年から東京大学バリアフリー分野の准教授となられたわけですが、先生はご自身の体験から「困難に挑戦する」ということについて下記のように考えておられるそうです。
 「挑戦」とは一人だけでがんばって成果を得ることではなく、まわりの人たちの助けと共にあるもの。「挑戦」とは日々の努力と準備があってこそ成功するもの。「挑戦」とは相手を打ち負かすことではなく、自分自身に挑戦すること。「挑戦」とは他の人と協力しながら新しいものを生み出していくこと。そして「挑戦」とは名誉や身分的な地位を得ることが目標なのではなく、自分自身がしっかりと生きていくこと、また自分とまわりの人たちとが互いに生きていくことを支えあう努めの中に本当の困難があり、その努めこそが最も重要な「挑戦」だということ。
 また、先生は次のようにもおっしゃっています。
 「どのような困難な状況にあっても、可能性がゼロになることはない。挑戦してその状況を変えていく可能性は必ずある」と・・・。

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