皮膚の病気 / 01みずむし| 大田区仲六郷で皮膚科をお探しの方は雑色皮フ科まで

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01みずむし

みずむしは、どんな形をしているのですか?

みずむしといっても、手足があったり動いているわけではありません。 みずむしは白癬菌というカビの一種で、皮むけや水ぶくれのところを取って顕微鏡で見ると、糸のような形をしています。 みずむしかどうかは、このようにして調べて診断します。

どんな症状なのですか?

足の裏に小さな水ぶくれができるタイプや、足の裏が白くなってかさかさするタイプ、指の間がジクジクするタイプがあります。足の裏がカサカサになるタイプのみずむしは、かゆくないことがありますから皮フの乾燥によるものと思い、放置しているうちに爪にまで菌が入ってしまうことがあります。 爪に入ると、白く濁り、厚くなります。爪に入っても痒みがありません。

みずむしは手足以外にも出来ますか?

出来ます。白癬菌(みずむし)が体に感染すると俗に、「ぜにたむし」と言われる輪状の赤みが外側に拡大し、中央が茶色になる発疹となります。股に感染すると俗に、「いんきんたむし」といわれる輪状の赤みが生じます。

みずむしの予防法を教えてください。

みずむしにならないようにするためには、次のことに注意してください。

  • 1. 清潔→石けんを使い、指の間もよく洗います。
  • 2. 通気→通気性のよいサンダルや下駄、ぞうり、吸湿性のよい靴下にしましょう。
  • 3. 乾燥→足の指の間の水分や汗をよくふきとり、乾燥させるようにしましょう。
  • 4. 感染源を避ける→みずむしの患者さんの履物、足ふきマットなどは、共有しないようにしましょう。
みずむしの治療にはどんなものがありますか?

みずむしの治療には、塗り薬、飲み薬が使われます。 塗り薬は、かゆみがなくなったからといって、治療を途中で止めずに、皮フがきれいになってからも3,4ヶ月は続けてください。汗かきの人は、止めると再びうつってしまうことが多いので、予防の意味でも薬をしばらく続けて塗ると良いと思います。 爪のみずむしは、飲み薬を使うと効果的です。半年から1年飲み続けます。

足のみずむしと似た、足の裏に水疱が出来る病気に異汗性湿疹(汗による湿疹)、掌蹠膿疱症、足底角化症、 接触性皮フ炎などがあります。これらは、みずむしの菌がいないか調べることなどで鑑別します。 また足の水虫とこれらの病気を合併していることもよくあります。

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