皮膚の病気 / 13にきび| 大田区仲六郷で皮膚科をお探しの方は雑色皮フ科まで

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13にきび

若い方のにきびは成長に伴うホルモンと皮膚の変化で起こることが多いです。
成人のにきびは疲労・睡眠不足、また女性の場合は生理周期との関わりで起こることがあります。
にきびの正しい知識を持つことが治療と今後のにきび減少につながります。
特に食生活や洗顔などの指導が大切だと考えております。
ビタミン剤や抗生物質、漢方薬、塗り薬を処方することが多いですが、経過を見ながら治療を行います

●にきびの種類

思春期にきび

思春期にはホルモン分泌が特に盛んなため、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、皮膚常在菌のアクネ桿菌が繁殖します。
皮膚の分泌量が特に多いTゾーン(額から鼻にかけてT字の部分)に症状が顕著なのが特徴です。

大人のにきび

大人のにきびは、体内に蓄積された負担が肌の新陳代謝にまで影響しているのが主な原因です。
乾燥、睡眠不足や偏った食生活による生活習慣の乱れ、ストレスによるホルモンバランスの崩れなど、多くの要因が複雑に絡み合ってできます。
季節に関係なく一年中発症し、口周りやあごにかけてのフェイスラインに症状がみられやすく、根治しにくいのが特徴です。

白にきび

白にきびは、閉鎖面皰(へいさめんほう)とも呼ばれています。
蓄積された古い角質が毛穴に詰まり、皮脂がスムーズに排泄されず、毛穴が徐々に大きくなって皮膚が膨らんでいる状態をいいます。
直径が1~3ミリ程度で初期段階のにきびといわれ、まだ炎症を起こしていないため、つぶしたりせず経過をきちんと診ることが大切です。

黒にきび

黒にきびは開鎖面皰(かいさめんほう)と呼ばれ、白にきびとは逆に毛穴が開き、皮脂が空気に触れて酸化した黒くなった状態をいいます。
主に鼻や鼻の脇にみられ、白にきび同様、炎症は起こしていないですが、ほうっておくと炎症し赤ニキビや膿疱性座瘡(のうほうせいざそう)になることもあります。

赤にきび

赤にきびは、白にきびや黒にきびのケアを怠った結果、アクネ桿菌や表面ブドウ球菌が毛穴で繁殖することによって、皮膚の中のたんぱく質を刺激し、炎症を起こして悪化した状態をいいます。
炎症が起こると白血球がにきび菌を攻撃するため、周囲の組織が傷つけられ、凹凸や赤み、色素沈着などのにきび跡へ繋がってしまいます。

黄色にきび

黄色にきびは膿疱性(のうほうせい)にきびともいいます。化膿がひどく、膿疱が数多くみられ、赤みがとても強くなっています。
赤みが強いのですが、膿が黄色いため、黄色にきびとも呼ばれています。
主にあご、頬、髪の毛の生え際にでやすいのが特徴です。
また、黄色にきびは体に熱がこもりやすいため、暑がりな人にできやすく、夏になると症状が悪化する傾向にあります。
白にきびや赤にきびが悪化すると、赤く腫れ上がって痛み、黄色にきびに変化します。黄色にきびは大きくて目立つ上に、治っても跡が残る場合が多いので治療には特に注意が必要です。

化膿したにきび

化膿したにきびは膿疱性座瘡(のうほうせいざそう)ともいいます。赤にきび更に化膿した状態です。皮脂の分泌だけではなく、落としきれなかった化粧や過剰なスキンケアなどが原因に挙げられます。また、生活のリズムが変わったことにより、にきびが悪化し始めたという場合は、ストレスが原因とも考えられています。

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